加藤歯科クリニック

外来環について

外来環について安全で清潔な院内環境への取り組み

加藤歯科クリニックは、厚生労働省が定めた『歯科外来診療環境体制(外来環)』の施設基準に対応した歯科医院です。
これは、歯科診療時の偶発症など、緊急事態が起こった際に初期対応が行えるよう体制を整えており、また感染症予防としての機器や滅菌対策を実施している歯科医院のみ認定を受けることができるものです。

歯科外来診療環境体制の施設基準

・所定の研修を修了した常勤の歯科医師が、1名以上配置されていること。

・歯科衛生士が、1名以上配置されていること。

・緊急時の初期対応が可能な医療機器(AED、酸素ボンベおよび酸素マスク、血圧計、パルスオキシメーター)を設置していること。

・診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。

・口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。

・感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。

外来環について『歯科外来診療環境体制(外来環)』に対応した当院の設備ページの一番上へ

AED(自動体外式除細動器)

心臓のポンプ機能が失われる心室細動は発生から1分ごとに救命率が7~10%下がるといわれ、いかに早く救命処置をするかが生死を分けることになります。

AEDは、電気的除細動(強い電気ショックを与えて心筋のけいれんを除去をする)を自動的に行う機器です。

AED

生体モニター

高血圧や心臓の疾患を持った患者さんの処置を行う場合に、患者さんの様子や顔色だけでは全身状態を把握できない場合もあります。そのため、当院では脈拍・血圧・酸素飽和度・心電図を同時にモニターする生体モニターを使用しています。

急な体調変化に対応でき、安全かつ安心な治療を提供することが可能になります。

生体モニター

感染予防対策を徹底しています

2017年7月3日の読売新聞で、歯を削るドリルの取り付け部分であるハンドピースについて、半数近くの歯科医療機関が患者さん毎に交換を行っていない可能性がある、との報道がなされました。感染予防の観点から見た場合、このようなことは決して行なってはいけません。当院ではハンドピースや治療器具は滅菌を徹底しています。

また、治療の際に出る細かな粉じんや水分も口腔外バキュームで吸い取ることで、飛沫感染を防いでいます。

オートクレーブ

高圧蒸気滅菌器を使用することにより、歯科器具の滅菌を行います。

オートクレーブ

ガス滅菌器

高圧蒸気滅菌器の使用が不可能であった、様々な器具の滅菌を行うことができます。

ガス滅菌器

口腔外バキューム

従来のバキュームだけでなく、口腔外バキュームを併用することにより、治療中の様々な細菌汚染物質(歯の切削片、金属片、血液、唾液など)の拡散を抑えることができ、衛生的な治療を行うことができます。

口腔外バキューム